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平成28年度国内見学会「宮澤賢治生誕120周年記念ジオツアー」のお知らせ
宮澤賢治生誕120年記念ジオツアー
-「企画展:イーハトーブの石」、「石と賢治のミュージアム展示」他、
賢治ゆかりのジオサイトを巡る-
10月に実施を計画していた「宮澤賢治生誕120年記念ジオツアー」ですが、8月末の台風被害などの影響もあり、見学会は実施を延期させていただきました。今般、日程を変更し、下記により実施致します。一般(非会員)の方々も気軽にご参加下さい。多数の方々のご参加をお待ちしています。
詩人、童話作家で有名な宮澤賢治が1896年(明治29年)8月27日に岩手県花巻町に誕生してから今年で120年。賢治は、少年時代から鉱物に興味をもち、盛岡高等農林学校(現・岩手大学農学部)で土壌学や地質学を学びました。在学中に盛岡周辺の地質図を作り、石灰岩を採掘する東北砕石工場で技師を務めるなど、地学知識の社会還元にも努めました。そんな賢治の作品には地学の要素が満載です。賢治が、鉱物の微妙な色調をどのように感じ、 童話や詩・短歌作品に表現していたかを検証して行くと、賢治作品と地学は切っても切れない間柄であることがわかります。
この見学会では、宮澤賢治記念館・イーハトーブセンターでの「企画展:イーハトーブの石」や、旧・東北砕石工場跡地に建つ「石と賢治のミュージアム」などを見学しつつ、賢治ゆかりの花巻や一ノ関周辺のジオサイトを観察します。そして、地質構造や地形の形成過程、鉱物資源のでき方、その自然条件に立脚した人間の営みについて理解を深めます。また、賢治の詩碑などを介して賢治作品にも触れ、賢治が愛した東北の人々の暮らしなどにも想いをはせます。
日時 | 2017年2月12日(日)~13日(月)(1泊2日) |
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集合 | 2月12日(日)12時50分 JR新花巻駅改札【各自昼食を済ませて集合】 (参考:9時40分東京駅発JR新幹線はやぶさ45号は新花巻駅に12時41分着) |
解散 | 2月13日(月)17時頃 JR一ノ関駅 (参考:17時48分一ノ関発JR新幹線はやぶさ108号は東京駅に19時56分着) |
宿泊 | 2月12日(日) 花巻温泉「ホテル花巻」予定(1室4名、男女別) ※1室2名を希望する方は別途追加料金で調整します。 ただし、希望に適わない場合もあります。 |
行程 | 2月12日(日):新花巻駅出発、タクシー移動(5分) ①宮沢賢治イーハトーブ館(青木正博氏「宮澤賢治とイーハトーブの鉱物」講演会参加(13時30分より)、その後、「企画展:イーハトーブの石」や隣接する宮澤賢治記念館の「特別展:賢治と石」を見学、花巻温泉泊(新花巻駅17時15分発の無料シャトルバスで移動) ※夕食後に、加藤碵一氏によるミニセミナー「地学で紐解く「春と修羅」」 を予定 2月13日(月):貸し切りバスで移動 ①羅須地人協会(花巻農業高校・「雨にも負けず」詩碑など) ②イギリス海岸、途中で昼食 ③石と賢治のミュージアム(地元研究者による「賢治とジオ」に関するセミナーを予定)、JR一ノ関駅解散(17時頃) |
案内者 | 青木正博(産業技術総合研究所/行事委員長) 加藤碵一(産業技術総合研究所/行事委員) 三橋浩志(文部科学省/行事委員) |
参考書 | 『賢治と鉱物-文系のための鉱物入門-』(加藤碵一・青木正博共著) |
参加費 | 15,000円(宿泊費、交通費、施設入場料、食事代、保険料含む。ただし、集合・解散地までの交通費は各自負担) ※ホテル花巻の宿泊で、1室2名を希望する方は別途追加料金で調整します。 ただし、希望に適わない場合もあります。 |
募集人員 | 30名(最低催行人数:10名) |
申込み締切り | 平成29年1月30日(月) |
申込み方法 | FAX:03-3263-0257、またはe-mail: このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください で、東京地学協会事務局まで、参加者の住所、氏名、参加人数、性別、年齢、会員・非会員の別、代表者の電話番号、メールアドレスまたはファックス番号をお知らせください。 |
お問い合わせ | 〒102-0084東京都千代田区二番町12-2 東京地学協会事務局、 |